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2009/08/06

岩木山土石流災害

今日8月6日は『広島平和記念日』。
唯一の被爆国である日本が、犠牲になられた方々を慰霊するとともに、平和と
核廃絶を世界に訴えている。

このニュースは毎年大きく扱われ、ネプタ祭りに沸く津軽においてさえ知らない
者は無い。

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同日、岩木山の東麓において『35回 岩木山土石流災害 慰霊祭』が行われた。

34年前のこの日、周辺は濁流が渦巻き巨岩が乱積していた。
青森県の水害史上では戦後最大の被害となり、22名が犠牲になった。

被災地の慰霊碑前に設置されたテントに集まった遺族・関係者は20人ほど。
報道陣の姿も見当たらなかった。

数千の犠牲者を出した巨大台風は過去のこと・・・現在、自然災害による犠牲者の半数近くは土砂災害によるもの。

地球温暖化の影響か、近年は「ゲリラ豪雨」などという新語も生まれた。
今年も先月、中国・九州北部では土砂災害が頻発し多くの犠牲者を出している。
局地災害として見落とされがちだが、本県においても以前その危険性が高いことを忘れてはならない。

                               

追記 : 東奥日報 8月6日朝刊中、弘前中南黒地域情報スペースに『犠牲者しのび
     丁寧に・・・地区住民ら 「 示現堂 」 清掃 』 の記事が掲載されていました。
          ありがとうございます。

          田舎の小さな災害史はいずれ忘れ去られることでしょう。
     しかし、『広島平和記念日』と同日であることもまた何かしらの縁。
     将来も絶えることの無いこの世界的イベントが、津軽人にとって
     故郷の災害史を振り返る契機になることを願っています。
        

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コメント

私が生まれた年に起こった惨劇。
少しズレてれば我が家も濁流の下に・・・。

中学校の頃の社会の教科書にまで載っていた記事をみて、
本当にすごかったんだなぁと実感したのを覚えてます。

自然は大事に、そして生きてる命も大事に、
していきたいです。

投稿: SAKURA | 2009/08/10 21:24

ちょっと重苦しい話題でしたね^^;
不順な天候で山に行け無かったせいでしょうか・・・
皆さんからhappy birthday♪...なメールをいただき、少しは気分も晴れやかになりました。


記憶の中では厳ついオヤジ。
久しぶりに見る額の中のそれは、どう見ても俺より若いcoldsweats01
どっちかっていうと俺のほうが良い男だが・・・
そんなところに、あらためて長い年月を想う。

とにもかくにも、オヤジより長生きしてる訳で、それだけで一応の親孝行は済ませたかな?


投稿: Q太郎 | 2009/08/12 21:07

もう34年になるのですね・・・
父の兄夫婦&息子さんの家族も示現堂に祀られております。
私も事故の数年前には、そこに住んでいたので他人事ではないのです・・・
昨年の冬に所用で青森に行ったので示現堂に行ってみたのですが冬場だからのでしょうか?残念ながら中には入れませんでした・・・
私の従兄弟が当時、高校生くらいで奇跡的に助かった話を聞いているので、Q太郎さんは、もしかしたら・・・なんて思ってしまいました。
皆様のご冥福を祈り、来月お参りに行こうと思っています。

投稿: カコ | 2009/08/30 16:16

カコ様...はじめまして?
母親に尋ねると意外とご近所だったかもしれませんね。

俺の家は災害以前の、蔵助沢に面していました。
沢だの川だのと言っても幅1.5mほど・・・
そのうち水流は1mにも満たない小川でした。
まさかあんな惨事を引き起こす恐れがあったとは想像だにしませんでした。

自身でさえ忘れがちな出来事。
『風化させるな』と言う方が無理なのでしょうね。

投稿: Q太郎 | 2009/09/03 19:56

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